なかなか年収が上がらないなぁ。この間友達に話を聞いたら車も買ったし結婚も考えてるとか言っててさ。その子が年収上げたいなら転職も考えてみたら?って言われたんだけど実際どうなんだろう?
僕自身もそうですが、このように悩んでいる方も結構多いですよね。
人によっては、仕事始めたばっかりの方や立場上簡単にはやめることができないような方もいるんじゃないでしょうか?
しかし、正直やはり年収を上げたいと考えているなら転職も視野に入れて考えていくべきです。何年もその会社にいてそれでも「年収がなぁ」とか「転職ってどうなんだろう?」と考えている方は特にです。
なので、今回の記事ではなぜ転職を視野に入れるべきなのか、実際年収は上がるのか、転職する際にどんなことをしておくといいのかということを話していきます。
何か一つでも参考になればありがたいです。
なぜ年収を上げるのに転職を視野に入れるべきなのか
さてさて、近年さまざまな面で多様化が進んできており色んな働き方ができるようになってきた現代では転職に対しても昔に比べて抵抗感が少なくなってきているなと感じる今日この頃です。
とは言え転職もそんな簡単なものではないことは皆さんもご存知の通りです。
人それぞれ事情があり、環境も違います。
転職は時間もそれなりにかかりますし、体力も結構持っていかれることもあります。
一歩踏みだすことも躊躇ってしまうこともあるでしょう。
そこでまずは今の職場または現場で年収を上げる方法がないかということで、いくつか考えてみましたので紹介していきます。
そして転職するメリット・デメリットを挙げていきながら「なぜ年収を上げるのに転職を視野に入れるべきなのか」というところを深めていきましょう。
◾️現状で年収を上げることができる方法とは?
これは、年収を上げるということに関しては王道の方法です。社員からプロジェクトリーダーになり、プロジェクトリーダーからプロジェクトマネージャーというふうなプロセスで一段づつ階段を登っていくことになります。(会社によって昇格できる役職は違います。)
実際に、多くの会社にはこうやって登ってきた人たちがたくさんいます。
個人的にそういう人の覚悟とかとことんやるという部分が相当かっこいいなと思います。
しかし、現実はかなり厳しいです。そこまで上り詰めるのに結構な時間がかかりますし、一緒に入社した同期もぶち抜いて。なんなら先輩もぶち抜いていかないと結果が出るのに時間がかかります。
もちろん、やり甲斐があるというのがあればいいでしょう。
でも、早ければ半年後・遅くても一年後には今より年収を上げていきたいと考えていますよね。
それだとこの方法は割と効率が悪いでしょう。
こちらも王道なやり方ですね。いわゆる資格手当を狙って毎月の給料をUPしていくということです。
資格によっても会社によっても違いますが、5000円から10000円だったり、もう少し安かったりします。
もちろんこれだけじゃなく、資格を持っているということは専門的な知識・技術などがあるということになります。
なので、役職につけたりリーダーになれたりすることに一役買ってくれることもあります。
また、資格持ちは社会的に信頼性も高くなるというのは、皆さんもご存知の通りです。
資格は、なんであれ取れるのであれば取っておいた方がいいでしょう。
こちらは、難易度が格段に上がるやり方ですが、確実に年収が変わってくるものです。
最近では、大手でも社内事業立ち上げなども行っているという情報が色んなところで話されたりしていますね。
しかし、格段に難易度が高いです。まず、任せてもらえるような結果を出さないといけません。そしてそれを上司・マネージャーなどに認めてもらい予算をおろしてもらうところからスタートです。
書いている僕も読んでいるあなたも「えっ。無理ゲー。」と思うんじゃないかなと。少なからず、僕は思ってますよ?笑
そんなに高い意識持てるのであれば正直僕なら起業しちゃいます。
ハイリスク・ハイリターン。
大変ですが、返って来るものがでかいやつです。
それと現実的な話で、僕自身実際に案件を取って会社の利益にしたことがあるのですが、その時はその会社のホームページ制作を案件として取ってきて大体20万ぐらいだったと思います。
単発ではあったので仕方ないかなと思いますが、僕に返ってきたのはやった分の残業代だけでした。
皆さんはどう思いますか?少ない?単発だから妥当?
個人的にはそんなもんだろうなとは思っていますが、会社経由ではなくてもよかったかなと今は思います。
このように案件を取って会社に貢献できたとしても納得がいくカムバックがあるかは正直難しいところです。
などなど、皆さんが現場で出来る年収を上げる方法について紹介してみました。
現状でき得ることがいくつかあるということなので、一旦これで考えてみることもいいでしょう。
では次は、本題でもある「なぜ年収を上げるのに転職を視野に入れるべきなのか」ということについてメリット・デメリットを話しながら深めていこうと思います。
◾️転職するメリット とは?
何においてもメリット・デメリットがあるように、もちろん転職することによってメリット・デメリットがあります。
なので、まずはメリットから話していきます。
やはり、転職するメリットとして大きいのは、メリット①の「最短で給料が上がる」というところでしょう。
特に注目して欲しいのは、「最短で」という部分です。
上記の「現状で年収を上げる方法」のところで説明した方法はかなり堅実なやり方でして、できればそれに越したことはないというものですが、やはり結構な時間を要します。
それまでにモチベーションを高く保つことができるのか?
周りの社員の方が有能なのでは?
そういった考えをしてしまうし、本来必要のない焦りやプレッシャーなどを感じてしまうこともあります。
個人的には、こんな焦りやプレッシャーは全く必要ないもので逆にあなた自身の能力や魅力をかき消してしまうことになってしまうのはすごく勿体無い気がするんです。
また、現状はそう簡単に変わらないものです。
「このまま頑張り続ければいつかは・・・」
なんて考えたところで、実際には何年も変わってないということが多々ありますよね。僕自身も振り返ってみると確かに仕事量は増えて最初に比べれば仕事ができるようになっています。
しかし、大きく変わったところは?と聞かれるとすごく悩みます。泣
「いやーあれもできるようになったし?それにほら・・・えっとー」
いや!!話せるものねぇじゃん!!と気付かされます。
思えば昇格というものはしてないし。部長や課長になったわけでもない。
給料が倍ぐらいになったかと言われると、お気持ち程度上がった感じ。
実際のところそれが普通に起きています。僕の周りでも。
もちろんその中でも変わる人もいます。しかしそんなに多くはない。
それで、「俺やっぱり転職するわ」と言って会社を去っていって数ヶ月後に会って飲みにいった時に給料が全然違うという話を永遠されます。笑
あと年齢にもよりますが、結婚などを考えている人もいたりして、今の給料では結婚なんてできないと言ってる人もいました。
そんな話を聞いて、やはり転職することは割と数ヶ月後には給料が上がっていることが多いし、早くやっておけばよかったと思っている人も多いです。
しかしここで気をつけて欲しいのは、ものすごい給料が上がってもうウハウハよーってことではなく、現実的にこれだけもらえるような評価が自分にはあるんだと気づくくらいの上がり方をしているということ。
あなたにも可能性があります!!
先ほどもお伝えしたように、あなた自身の評価が給料という形で現れます。
今の会社が正しい評価をしていないかと言われると、そんなことはないと思います。
しかし、その会社に入社したとき例えば「未経験だった」ということだったりした場合、最初にそういう評価をして給料を出します。それが1年・2年とやっていくうちに少しずつ上がっていきますが、やはり仕事量と見たときに少ないと感じてしまう。
それは、意外と普通のことなんです。
会社も利益を出さないといけないっていうのと、やはり現実社員は社員でしかないです。
差別しているわけでもないが、その中でもめちゃくちゃ利益を上げれる人の給料を上げたいと考えるのはあなたがもし社長であったなら考えますよね?
逆にいうと、技術や知識があっても利益にはつながってない人はそのまま(もしくはお気持ち程度)ということは、想像できます。
では、あなたが戦うフィールド変えた時にどうなると思いますか?
今までの経験・知識がある状態で戦えるとしたら?
確実に利益に繋がりませんか?
転職すると変わるというのは、こういうカラクリがあるからです。
誰でも正当な評価を受けて、役に立てたら嬉しいです。
モチベーションも上がり、いい循環になります。
いい循環こそ、その先も良くなっていくきっかけになります。
「自分探しの旅」という言葉があります。
これは、僕自身よく使っている言葉でもありますし、割と色んなところで聞くこともあります。
「自分とは何者なのか?」「自分が得意なものは何か?」
そういったことを見つけたくて僕は色んなものを試したりしてきました。
今でも色々やっていたりします。
趣味ではありますが、楽器のベースをやっていたり動画編集をしてみたりPhotoshopを独学でやっていたりします。
自分が何が得意で、何に興味を強く持つのかということは年から年中探しています。
これは、仕事でも同じようなことが言える。
どんな仕事なら自分の能力を発揮できるのか?
それは、毎日考えたりしてます。
もっと具体的にいうと、僕はプログラマーでもあるので「好きな言語は?」「やってみてやりやすかった言語は?」など。
あとは、工程ですね。
「テストを行うのが向いてるのかな?」とか「開発があまり好きではないのか?」とか
あなたも、今の仕事の中で自分が能力を発揮できる場所はどこなのか?ということは考えると思います。
これはもう人間の性なんでしょうね。
隠さずにいうと、自分が一番輝けるものを見つけたい!かっこよくありたい!
これがメインです。
そして、その環境で見つけようとしますが、経験上見つけにくいですね。
その場で止まってしまって気づいたら停滞してしまっていることもよくあります。
それを打開するための一番の策としては、今の環境を変えてみる。
これが、一番手っ取り早いです。なんやかんや。
そうすると、実はこういうのが苦手でこういうのには興味あるんだなということが少しずつ見えてきます。
もちろん完全ではないです。
そういったことを踏まえると、現状の環境を変えることはおすすめです。
◾️転職するデメリットとは?
ここまでは、メリットについて話してきましたが、デメリットについても話していきます。
何事もそうですが、一長一短でいいところもあればよくないところもある。
なので、そのことについても理解しておいた方がいいでしょう。
これは、現実問題起こり得る可能性があります。
やはり転職すれば必ず給料が上がるというわけではないということがあり、転職先によっては今とそんなに変わってないのでは?ということもしばしば。
今やっている仕事と同じ業界に転職する際にも、全く違う業界であっても起こります。
原因としては、今と同じような規模感の会社を選んでしまうということが大きいです。
確かに、今の会社と同じ規模感であれば自分ができることで勝負できますし、いざ入社しても即戦力として活躍もできるでしょう。特に同じ業界なら。
しかし、給料を上げたいということから見るとあまりよくないです。
もちろん、同じ規模感でも今より給料は上がることもあります。全部が全部そうではないので。
人は、挑戦しないといけない時があります。
何かをレベルアップさせたいなら、今の自分ができることを磨いていく。もしくは、新たにスキルを手にいれる。
漫画の主人公でも、今まで勝てなかった相手に勝つ時は今の自分を超えて新しい自分になったときですから。
給料を上げたいのであれば、今よりも少しでも大きな会社で戦うということが大事です。
今やリモートや在宅勤務が当たり前にある世界になってきており、色んな会社で取り入れていることも多くなってきました。
リモートや在宅勤務で働くことは、わざわざ会社に出勤しなくてもいいという相当でかいメリットがあります。
なので、転職活動をする際に割とそれができるかどうかということが希望として考える方が増えてきましたね。
しかし、転職が決まり入社した後にリモートや在宅勤務するにはある程度の条件があることに気づいてしまい、結果として会社に出勤しなければならなくなってしまった。
なんてこともあり得ます。
また、自社開発できるというふうに思っていたけどなんと派遣で現場に行かなければならないということを入社して知る。
みたいなこともあります。ちなみにこれは僕の話です。笑
僕の場合は、IT系の会社に転職したのですが、やはり自社開発というものは憧れておりまして自社開発はしてないということを知った時は「いや、自社開発やないんかーい!!」って一人でツッコんだ覚えがあります。笑
結局それは「人がこのくらい増えたら」とか「利益が今以上に出たら」みたいな感じで会社都合になってしまうケースは他のことでもよくありますよね。
「でも転職サイトの募集要項に書いてあったよ?」
確かに書いてある時がありますよね。でもそこには今後の予定だったり人数がもう少し増えたらという考えがあって書いてある場合もあります。
もちろん嘘を書いているわけではないです。
色んな事情があって、そうなっている場合の方が多いのでしっかり分析していくことが大事ですし、そうじゃなくても働いていけるような仕事を見つけるということも大事です。
これは、当たり前のことですがやはり転職活動にはそれなりの労力がかかります。
新しい人と出会ったり、今までと違う環境だったり人それぞれです。
面接をするのにも緊張したり気を遣ったり結構大変。
「受かったかも」みたいに自信がある時もあれば、「やばい。多分落ちた」みたいに落ち込んでしまうこともあるので心身ともに疲れも出てきます。
転職が初めての方なら特にこれは感じることでもあります。
しかも仕事をしながらなら尚更ですね。
なので、しっかり休むときには休んでリフレッシュすること。
その日だけは、好きなことをするなど自分の管理も大事です。
これは、今だけではなく仕事やっている時も同じ。
自分なりの休み方を見つけてみてはいかがでしょうか。
僕は、イヤホンで音楽をガンガン流してボーッとすることが息抜きだったり、食べることがすごい好きなのでとりあえず健康面を気にしないで食べてみたり。
あと、結構考え込むタイプなので「考えないようにしよう」なんて無理な話で、「いいところはどこだったか」「悪かった部分は?」と分析することに落とし込んでいます。
自分の機嫌は自分で取ることを一番に考えて生きていってますね。
あなたも自分なりの息抜きの仕方を見つけてみましょう!!
ということで、ここまでメリット・デメリットの話をしてきました。
僕個人としては、メリット・デメリットがあるにしても転職は悪くないと考えています。
あまり日本ではいい方には取られない傾向もありますが、それは他の人が言っているだけで実際は「早くやってればよかった」と思うことも多いにあります。
特にやはり給料が変わる・年収が変わるということが実感しやすいということが転職を視野に入れるべき理由として大きいです。
転職するにしろ、しないにしろやはり行動が全て変えるなと感じています。
ここまでの話をぜひ参考にしていただければと思っています。
年収は転職すれば実際上がるのか?
ここからは、では実際に転職することで年収ってほんとに上がるのか?という部分について深掘りしていきたいと思います。
結論から言うと、コツはありますが年収は上がります。
実際に僕自身も上がりましたし、僕の友達や先輩だった人なども上がっています。
もちろん、びっくりするくらい上がったということはないですが、それなりに上がっています。
また、上がりやすい職種というものもあります。
それは専門職です。
例えば、僕も転職したIT系だったり、薬剤師などの職種です。
専門的な知識や技術が求められるものは、やはり簡単なものではないので上がりやすいですね。
IT系に関して言えば、特別な資格がいるわけではないですが、知識・技術は必要です。
しかし、割と未経験からでも募集していたりすることがかなり多く幅も広いです。
プログラマーやテスターなど最初は開発に関わることをしていったのちに、プロジェクトリーダーやマネージャーへとステップアップしていけます。
要するに、クライアントと話をしてどこに問題を抱えているのか。
解決するにはどうしたらいいか。どんなサービスが必要か。人員はどのくらい?
みたいなことを自分でコントロールできるところまで進んでいくことができます。
開発できるスキルを持っていれば、言語は何を使うのかということを提案もできるし開発現場のことも細かくわかるので開発チームからの信頼も厚くなっていきます。
そうなると確実に年収は上がります。
そのほかにも、個人で友達や知り合いに「こういうものって作れたりする?」みたいな声がかかってそこでお金が動くということもあったりします。
僕もHP作成をやったり、サイトを作って運営してみたりしています。
これは全部自分の知り合いや家族からの依頼になりますが、実体験としてあります。
IT系で働くということはかなり色んなところで役に立つことが多いです。
もちろん、単価の交渉は自分の裁量でできるので自分のスキルによって10万から30万で契約することも可能です。
それ以上でももちろんOKです。
なので、転職し経験を積んで自分で案件を取ってくるということや今の仕事をしながらスキルを高めて自分で稼ぐという道もあるかなと僕はお勧めしています。
できれば効率よくスキルを上げていき、色んなところで役に立てるようになっていくのが目指すべきところですね。
誰かの役に立てることができれば、それに対する報酬として給料が発生していきます。
その数を増やすことが年収を上げる近道です。
転職する際に考えるべき大事なこと
最後に転職する際に考える大事なことを話していきます。
転職というものは、上でも説明した通りなかなかに労力のかかることでもあります。
そこで、まずは自分をしっかりメンテナンスすることが重要になってきます。
その際に、自分はこれから何を成し遂げたいのか。成し遂げるためにはどういう行動を取るべきかということをしっかり考えてみてください。
また、年収を上げるだけが転職の良さではありません。
今までとは違う仕事に挑戦してみたときに自分自身の理解が少しずつできるようになってきます。
「自分ってこれは苦手なんだ」とか「こういうの意外とスムーズにできるな」ということがわかってくるとより楽しくなってきます。
もちろん失敗することもある。
しかし、怖いけど前に進むという意識も持って欲しいです。
あとは、できることできないことだけではなくて少し視点をずらして自分の持っているスキルや知識がいかに仕事に活かせるのかということを考えてみてください。
幅を持たせることで、できそうなことが増えてくるので転職活動にも役に立つでしょう。
読んでくださった方の役に立てれば僕も嬉しいです。
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