仕事は普通にできている。部下の教育もしてる。責任のある仕事も任された。でも自分はこのままでいいのだろうか?もっと年収も上げていきたいし、これからどうするべきかなー。
昨今、このように悩んでいるエンジニアの方々もたくさんいることでしょう。
今の仕事に不満があるわけでもないし、どちらかと言えば順調だと感じている。
しかし、心の奥では満足がいっていないのはなぜだろう?
そんなふうに悩んでしまっている事もあれば
部下にきちんと教育ができているのだろうか?
このままの給料だと結婚や将来はどうなる?
多くの悩みが僕たちを悩ませてしまいます。
そうはいっても生活するためには仕事をしないといけません。
そこで今回は、ITエンジニアとして、もしくはプログラマーとして成長したいと考えている方々に
成長していくための考えるべきポイントを解説していきます。
これからさらにパワーアップしていくために参考にしてみてください。
エンジニアがなぜ成長を求められるのか?
まずは、エンジニアがなぜ成長を求められるのか?ということについて3つの理由を見ていきましょう。
◾️社会の役に立つため
なぜ働いているのかということにも繋がってきますが、これはもっとも本質的で大事な理由です。
人それぞれ働いている理由としては「お金を稼ぐため」や「将来のため」などあるでしょう。
しかし、大きな視野で見てみると会社とは組織であり、組織は世の中で困っている人たちのためにサービスなどを提供し解決をしています。
その報酬として、「お金」が発生していますよね。
この本質のために、人々は働いています。
そうした中で、エンジニアはクライアントと話をしたり時にはプログラミングを使ってシステムを開発したりしています。
全部自分でやるのではなく、一部のところをやっていたとしても変わりありません。
大きかろうが小さかろうが、開発しているものはその先に取引先がいて、そしてもっと先には困っているから解決してほしいと願っている人たちがいます。
エンジニアは何に困っているのか今より具体化する必要があるし、プログラミングをもっと書けるようにならないといけません。
だからこそ、エンジニアは成長しなければなりません。
◾️IT業界は変化し続けているため
2つ目の理由としては、「IT業界は変化し続けるため」です。
特に「技術面」においてはものすごい勢いで変化していきます。
すごい若い子が、「新しい言語を生み出した」なんてこともよくある話だし
言語内でも仕様がどんどん変わって使いやすくなったり、今まで使えていたライブラリがなくなっていたみたいな話はよくありますね。
さらに輪をかけて最近ではAIもどんどん発達していっております。
AIはプログラミングも精度が高く、ミスがほぼないという事もあって仕事の中で、すでに使用している事も少なくないです。
そんな中で、こちらとしても日々勉強しなくてはいつの間にか置いていかれている事態が発生してしまいます。
そういう意味でも柔軟に対応できるように成長しないといけません。
◾️自己実現や給料アップのため
3つ目の理由としては、やはりここでしょう。
あなたには何か成し遂げたいことはありますか?
今のままで正直不安になってませんか?
やはり、「自己実現」や「給料アップ」をしたいと思っているのであれば成長は必須です。
というよりも、成長しないとこれらは手に入りません。
世の中を見ていると「成功したい」「自分の思っている生き方をしたい」と願う人は相当多いですよね。
多いどころか世界中のすべての人たちが思っていることではないでしょうか。
エンジニアとして成長することは「価値」が付いてくるということです。
成長すればするほど「価値」が高くなってきます。
「価値」が高ければ高いほど、一人でもできるようになったりキャリアアップの面からしてもいい条件を提示してもらえることもあります。
そうするとそれに見合った「給料」になり「高い給料」があれば「自己実現」も夢ではなくなります。
なので、エンジニアとして成長するべきでしょう。
エンジニアとして成長できる人とは?
エンジニアとして成長できる人とはどんな人なのか?
その特徴に迫っていきます。
◾️論理的に積み上げていくのが好きな人
エンジニアは、プログラミングや要件定義など様々な立場・状況下で働くことになります。
その中で、びっくりするほどのハプニングが起き、「これが終わったら次はあれ」と目まぐるしくやることも増えるしクライアントからの急な仕様の変更があったりしてきます。
様々な状況に対応できる柔軟さも必要ですが、自分の中でもしくはチームと道筋を立てて一つ一つ解決できるように計画を立てたりできる人はエンジニアとして成長できるはずです。
また、問題を一つ一つ解決していくのをゲームみたいに積み上げるのが楽しいと感じることができる人も同じように成長できるでしょう。
特にIT業界は、「根拠」というものを重要視している業界です。
言動・行動にもしっかりした根拠がないとめちゃくちゃ詰められます・・・。泣
ちなみに僕は思ったまま行動しており、よく詰められておりました。笑
なので、日頃から自分自身でも「なぜこうするのか?」ということを問う意識は持っておくことですね。
◾️メタビジョンが使える人
潔世一(ブルーロック)かよ!!と思われるかもしれないですが、ここで言っているものはあんなすごいものではないです。
要は周りをしっかり見れているかということです。
やはり忙しい時は、自分のことで精一杯になってしまいます。
まず自分の仕事も終わってないわ!と思われるでしょう。
しかし、進捗があまり進んでいない人はいないか?とか巻き取れる仕事はないか?など考え助けに行ったりできるとものすごい重宝されます。
もちろんこれは経験によってできるようになってくるものですが、意識はできます。
意識するだけでも、自分の仕事に少し余裕ができた時に行動に移しやすくなります。
驚くことに、少しでもやれると周りが「成長したなー」と感じてくれて、それを続けていくと本当に成長していきます。
これがミソです。
一つ行動するだけでもいいのでやってみましょう。
◾️日頃から学習ができる人
技術面・知識面など今自分に足りないと感じているものがあるということを認識して、それを解決しようと行動ができる人は成長できます。
何度も言っておりますが、IT業界は非常に変化も激しい業界です。
トレンドもそうですが、資格の内容の変化であったり現場ごとの開発ルールなど世の中に広がっている情報と会社内・現場内である情報それぞれがどんどん変化していったりします。
仕様が急に変更になることも、ルールが変わったり世の中の流れが変わったりすることに起因するところも大きいですね。
それをキャッチできることは大事です。
また、プログラミング・コミュニケーションなどのスキルも日々磨いていくことも重要です。
まずは自分にできる範囲のことで、動いてみては?
エンジニアとして成長できない人とは?
エンジニアとして成長できる人がいる反面、成長できない人もいます。
成長できない人の特徴は一体何なのか?というところにも迫っていきます。
◾️ただ漠然と「仕事」ではなく「作業」になっている人
「仕事」と「作業」は同じなのでは?と思われるかもしれませんが、少し違います。
「仕事」は意思を持ってやるもの、いわゆる「考えること」を大事にします。
一方で「作業」とは無心でもやれるもの、一つの動きを淡々とこなすものです。
実際、淡々とやれるものは世の中に割とあったりします。
同じことをやるにしても、「なぜやるのか?」をしっかり持てないとそれはAIでもいいわけです。
AIでもできることなら、やる必要はないですよね。
また、「面白くない」「やる気が出ない」の原因になってしまいます。
そうなると、成長はできなくなっていきます。
◾️自信過剰な人・受け身な人
自信があること自体は、すごくいいことですよね。
しかし、過剰になると他の人のやってることに「それ意味ある?」みたいなマウントをとってしまいがちです。
また、「俺、仕事できるからそんな小さなプロジェクトはやりたくないんだよね」みたいなことになってしまいます。
確かに、人によっては意味のないことをやっているかもしれないし、大きなプロジェクトの方がいいのかもしれません。
これは、人間関係も壊す原因になってしまいますし、実際結果を出すハードルを自ら上げてしまい出せなかった時に苦しくなるのは自分自身です。
漫画でも勇者に選ばれたやつは、最初主人公より強いのでマウント取ってますが、大体2話3話と進んでいくうちに主人公の方が強くなって呆気なくボコボコにされてますよね。
自信過剰になるとその時点で成長が止まってしまいます。
あと、受け身な人いわゆる「指示待ち人間」も同じく成長が止まります。
やれと指示があったことしかやらないのは、それこそAIでもいいですよね。
人が成長する時には、必ず「自分で考える・思考する」ということが必要です。
そうならないように「行動」を起こしましょう。
◾️クライアント・チームメンバーなどを大事にできない人
エンジニアは、仕事でたくさんの人と関わりを持ちます。
クライアントをはじめチームメンバー・営業・取引先などと日々接することになります。
そこで、「あいつはめんどくさいから」とか「気に入らないから」という理由でそっけなくしたり煙たがったりしてしまうとめちゃくちゃ仕事に影響が出ます。
どこを抜いても成り立たないというのが基本です。
もちろん、人間なので合わない人も絶対に出てきます。
しかし、それを表に出してしまうことは非常にナンセンスです。
状況によっては仕方ないこともあったりしますが、やはり基本は仲良くやるのが一番いいです。
困った時に助けてくれなかったりすると余計に落ち込みますよね。
社会に出たら、もう子供ではないので「我慢」しないといけない部分も多くあります。
日々「味方」を作っておけるように、動いていきましょう。
これから成長していくためのポイントとは?
エンジニアの成長の求められるのか、成長する人・成長しない人について話してきました。
そして、ここからは成長していくため、5つのポイントから見ていきます。
これから成長したいと思っている人の参考にしてください。
◾️ゴールを設定する
1年後、3年後何を達成しておきたいかという大きなものから、今日・明日は何を達成するのかという小さなことでもいいのでまずはゴールを決めること。
ゴールを決めずに進んでいくということも、なかなか面白いものではあります。
しかし、やるべきことが見えにくく戸惑ってしまうことも多く見かけられます。
もちろん、プロセスをしっかり計画しそれに従って仕事を行うことができればもっと良いでしょう。
ちなみに個人的には最低限ゴールだけは決めておいて、プロセスは途中で変更してもいいと考えています。
それだとうまくいかないのではないかと不安になるかもしれませんが、今までの経験上色々と計画を立ててもどこかで変更することが出てくることが多かったので。
なので、あまり縛られずに進めていくことも考えてみてください。
また、あまり決めていないということは自分で決めながらやっていくことになります。
これは、発想力・創造力も鍛えられることになります。
◾️日々の学習を少しづつでも行い、スキルアップを図る
どんな立場であったとしてもこれはやらなければなりません。
この業界は、日々ものすごい変化があります。
それに置いていかれないようにするため。
また自分自身の給料などに反映されることなのでスキルアップはしていくべきです。
日々、忙しい方も大勢いるでしょう。
そんな時間取れないよという声も聞こえてきます。
しかし、1時間は取れませせんか?30分でもいいです。
結果は日々の積み重ねによりもたらされます。いい結果を出したいならスキルアップは欠かせません。
◾️学習したことをアウトプットする
日々の学習をやっていく段階で、アウトプットも必須です。
一番いいのはやはり「教える」ということですね。
例えば、会社の後輩や同期などに「教える」。
プラットフォームに制限がないのであれば動画配信をやってみる。
レベルは高くなりますが、セミナーを行う。
などなど色んな媒体を使ってアウトプットをしていくことで、記憶に残りやすくなります。
あと、教えている途中に自分でも詰まったことは経験値として自分の財産になり、他の人が困っていた時にも助け舟を出せることもあります。
意識してアウトプットできるようにしていきましょう。
◾️他のエンジニアとの情報交換を行う
他のエンジニアと交流を持つことも相当な勉強になります。
自分にはなかった視点や考え方など「あーそういうふうに考えるといいのか」と気づくこともたくさんあります。
自分とは違うものを取り入れて、元々あるものと合わせることでオリジナルが完成されていくことも多いです。
しかし、「これは違うなー」とか「難しそうだな」と感じることもあるでしょう。
全てを受け入れることは多分「無理ゲー」ですので、「いいな」と思うものを積極的に取り入れていくといいです。
また、今ぶち当たっている壁や悩みなどを共有することができます。
きっとそれは、他の人も悩んだりしていたことでもあります。
解決案も聞けたりすることは大きいですね。
勉強会やサロンなどに参加してみるといいかもですね。
◾️得意な分野を見つけ、伸ばす
仕事や学習で興味あることをやってみることは自分自身を見つめ返すことにも繋がります。
その中で、一番興味が持てたこと・長時間でもやれたことを明確にしていって自分の「得意」を見つけてください。
実際、自分が得意だと思っていることと周りからの評価は違っていたりするものです。
なので、友達・先輩・後輩・または家族などに聞いてみると良いでしょう。
割と想像していなかったものが得意だったという気づきがあったりします。
そして、「得意」がわかったら積極的にそれを伸ばすことに集中していってください。
それが自分の武器となるはずです。
これに関してはすぐ見つかるものでもないので、時間をかけてゆっくり探すことがコツです。
まとめ【新たな自分へと成長する一歩を】
ここまで、エンジニアとしてさらに一歩成長するためのポイントなどを説明してきました。
変化の大きいこの世の中で、悩んだり落ち込んだりすることもあるでしょう。
自分の行動次第で、時間はかかるかもしれないですが少しずつ変わってきます。
もう一度自分自身と向き合って、何が足りてないのか・伸ばすべきところはどこかということを見つめ直してみてください。
まだ不安だよという方は転職サービスやエージェントを活用し自分のキャリアを理想に近づけていくのもいいでしょう。
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ちなみに学習動画コンテンツになっており、何度も繰り返し学習ができるのもポイントです。
今の段階で、自分のスキルに自信がない・もっとスキルを上げた状態にしておきたいと考えている方におすすめです。