プログラミングを独学しても転職ってできるの?未経験だけどITのこと興味はあるから転職したいなと思っているんだけど、未知の世界でイメージがあんまり湧かないんだよね・・・。
確かに、未経験だったり仕事としてプログラミングなどをやったことがない方はイメージがあまり湧かないですよね。プログラミング自体はよく聞くしなんとなくわかるけど、勉強法だったりどんなことをすればいいのか僕自身も同じように悩んでいました。
なので、今回はそういった悩みに答えていきます。
また、結論から言うと独学でも転職は可能です。しかし結構難易度が高いのであまりお勧めしてません。
そういった話も深掘りしながら、独学で転職をし現在もプログラマとして働いている僕の経験からも話をしていきます。
プログラミング独学で転職は、正直難易度高め
冒頭で話した通り、プログラミングを独学で転職することは難易度が高くなってくるのでお勧めしていないです。
しかし、絶対に無理というわけでは無いので安心してください。
ではなぜ、お勧めしていないかというと難易度が高くなってくるからですね。
難易度が高くなる理由としては、主に3つあります。
①学習における難易度が高い 。
まずはこれですね。プログラミングは学習が肝になってきますが、正直想像している3倍は大変です。
プログラミング言語の中で出現してくる専門用語だったり。
使用するツールや開発ソフトウェアの操作・インストールする手順。
プログラミングのロジックの理解。
などなど、割とやらないといけないこと・覚えないといけないことが非常にたくさんあります。
特に、「プログラミングのロジックの理解」は非常に難しいです。
要は、どんなものをどういった考えで作るのかというのがロジックで、それを実現するのがプログラミング言語ということです。
プログラマーの仕事としては、クライアントからの要望などが記してある仕様書または設計書というものが渡され、それを開発していくということを行いますが、渡された仕様書・設計書からどういう考えで作るべきなのかということを理解していかなければなりません。
仕様書などがわかりやすければ何とかなる部分もありますが、基本的に複雑ですし、実際に自分がクライアントから話を聞かずに開発する場合も多いので、ロジックが組みにくいということもありえます。
もちろん、これは実際の現場で起こる話なので転職する際にここまでここまで出来ていないとダメということでは無いです。
しかし、例えば
・画面上のテキストボックスにどんな値を表示させたいのか。
・表示させるにはどんなふうに作ればいいのか。
・表示させる値はどこから持ってくるのか。
こういったことを言語を学習しながら学んでいく必要があります。
文字にすると意外とシンプルですが、実際開発するとなるとなかなか難しいです。
また、言語の学習だけではなく考え方も学ぶ必要があります。
そうなってくると、時間と労力がかかってきます。特に現在仕事をされている方なら相当ハードになってきます。
なので、プログラミングを独学はお勧めしていません。
②精神面での挫折の可能性がある。
二つ目に、精神面での挫折が多いということです。
プログラミングをやっていると、学習面の大変さもあり精神的に落ち込んでくることもあります。
上でも話した通り労力と時間がどうしてもかかってしまうということと現在の仕事もやりながらとなってくるとやはりストレスがかかってくるということで挫折する可能性がとても高いです。
実際、自分も何回も挫折しもう一度やり直してはまた挫折するということの繰り返しをしていました。
結局、とりあえず独学で学習をして転職できましたが、まぁ辛いかったです。
この経験からも言えますが、精神的にやられないためにやるべきこととしては
・適度にストレス発散できるようなものを見つけておく。
・あまり焦らず、少しづつでもいいので進めるようにする。
・ゴールを長期的に考える。
これらを意識してみると大分楽になるのでお勧めです。
どうしても、結果を早く出したくて短い期間の中で進めようとしがちになってしまいますよね。
しかし、自分のストレスとうまく付き合っていくのは大事ですし、転職した後にもすごく役に立ってくれるので今のうちにしっかり自分と向き合う時間を取っておくと良いでしょう!
③転職の面でも難易度が上がる。
独学の大きな弱点は、自分のできる範囲でしか学習ができないということです。
つまり、転職でいろんな会社を受けた時に、周りは経験者だったりスクールで学習していた人などが同じ土俵で戦うことになります。
そうした時に、自分は教本の内容しかやってないであったり簡単なものしか作れないとなってくると、おのずと不利になることは明白です。
絶対に受からないというわけでは無いですが、厳しくなってきます。
とはいえ最近は未経験の方でも受け入れてくれる会社も増えてきました。それは入社しても学習できる環境が整っているからです。
しかし会社によります。場合によっては即戦力が欲しいという会社もあったりします。
そうなってくると選択肢が減るということになりかねません。
探すのも一苦労です。大きな負担になってしまいます。
また、年齢的な部分も大きく影響し20代前半の方ならなんとかなる場合も多いですが、20代後半・30代となると一気に難しくなるでしょう。
ある程度社会人経験がある方は、結果をいかに出せるかということを中心に見られてしまうことが大きな理由です。
言い方が悪いかもしれないですが、「20代後半・30代なのにそのくらいしか出来てないの?」という評価をされてしまうのが現状です。
なんとも腹がたつ感じではありますが、逆の立場ならある程度のライン以上にできる人を入社させたいと考えませんか?
その「ある程度のライン」はどこで見ているかというと、面接の話ぶりやポートフォリオで判断しています。
↓ポートフォリオについて解説している記事はこちらにあります。気になる方はぜひ!!
未経験でもポートフォリオで差をつけろ!ITの会社で働く僕がコツを解説します。
悩む人IT業界に入るなら、ポートフォリオを作らないといけないと思うんだけど。未経験だしどんなものを作ればいいのかわからない!!でもできれば有利に進めれるようなものを作りたい!!どうやったら有利に進めれるの?こういった考えをする方は多いと思います。せっかく作るのであれば他の人よりも有…
ポートフォリオの出来もやはり影響してきます。
独学だと限界もあるので上で言ったように、高い評価は得にくいことになる。
しっかりその辺のことも理解しておく必要があります。
プログラミング独学で転職はお勧めしてないが別の方法がある。
というわけで、僕自身の経験からもプログラミング独学で転職はお勧めしていません。
しかし、別の方法があります。
それは、「プログラミングスクールを利用する」ということです。
しかもお勧めなのは、転職支援などがついたプログラミングスクールを利用するということです。
プログラミングスクールも今や学習だけではなくそのまま転職できるようにさまざまな企業と連携したりしており転職活動もやりやすくなっています。
また、転職活動がうまくいくようなカリキュラムが組まれていたり、今話題のAIが学べるコースなどこれから先のことも考えられておりすごく進化してます。
それこそ上で話したようなポートフォリオの作成もかなり実践的なものを作るようになっています。
そして、独学と違うのは現場を知っている人に直接わからない部分やどうしてこうなったのかということを質問ができるという点がすごい大きなメリットです。
プログラミングをやっていると本当に信じられないくらいのエラーが出てきます。
教本通りにやっているのになんで?とか思うことも多々あります。
それでエラー文をGoogleで調べても、そのページが英語で全部書いてあってなんかよくわからない。
これは、言語によっても異なってきます。例えば有名な言語や割と最近トレンドの言語などは解説している人も多くて出てきたりしますが、古い言語だったりすると情報が足りないことも起こります。
そうやっているうちに気づいたら1・2時間経ってた。みたいなことよくあります。
だんだん取り組むのがめんどくさくなってきて、プログラミングをやらなくなってしまうということがとてもあります。
その点、すぐ聞けるプログラミングスクールはすごく頼りになる。
ここでもう一ついいこととしては、質問の仕方も同時に覚えれることです。
僕自身も実際現場に出て仕事をやっていますが、入社したてのころ質問の仕方で怒られてました。
なぜかというと、わからないところを全体的な目線で聞いていたことが一番の原因ですね。
「あのーこれエラーが出て動かないんですけど?」みたいな質問の仕方をしてました。
「どこのエラーで、どうした時にこのエラーが出たの?もっと具体的に言ってくれん?(怒)」と言われる始末。
とにかく、現場は納期というものがあり忙しいことが多いです。
ざっくりした質問だと何回も掘り下げないといけないので時間を取られてしまいます。
そうした面から、スクールでも講師の方に質問する際に気を付けて行うことが求められます。
おのずと質問の仕方も覚えられるので、かなりのメリットになります。
また、やはり独学で転職するよりも高い確率で転職ができるということです。
なぜかというと、スクール自体が企業と連携をしているからです。
一般に転職サイトを使って企業を探すよりも、スクールと連携した企業を受ける方が実績もあり信頼もあるところになるので受かりやすくなります。
そういった面からみても、転職を成功させたいのであれば「プログラミングスクールを利用する」ことはお勧めです。
どうやって独学で転職ができたのか?
さてさて、ここからは独学で転職できた僕自身の実体験をもとに話していきます。
僕は、当時スクールがあるということをなんとなくでしか知らずにIT転職をしようとした人間でした。
そんな中で僕がやったのは
・ProgateやPaizaなどのオンライン学習サイト
・Udemy
・プログラミングの教本
・Youtubeで発信しているプログラミング学習
でした。
基本的に、動画学習をメインでやっていました。
本で進めるというのが割と苦手で、説明してもらいながら一緒にやるということがやりやすかったのでそうしてましたね。
よくやっていたのが、Udemyの動画で学習やYoutubeでの学習ですね。
しかし、今思い返すとかなり深い内容まではやれてなかったです。
というのも、やはりYoutubeは無料ですし、Udemyはあるんだけど値段が意外と高い。
その上、なんやかんや基礎しかできないみたいな感じで理解度はそんなに高くない状態でした。
でも、転職活動を始めて「いけるだろー」と思っていましたが、現実はそうでもなくて何社も落ちました。
必死に未経験でも採用してくれそうな会社を探して結果入社することができた。
たまたま、僕は実績やポートフォリオに拘らない会社に出会えましたが、そんなことはあんまり無いですね。普通だと。
正直、今時を遡れたらプログラミングスクールに入って転職をしてたでしょうね。
しかし、それまでにやってきたことは間違えではなかったです。
独学している間は、自分との戦いで自分の機嫌をどう取るかやストレス発散できるものを探すことがすごい上手になりました。
おかげで今日までプログラミングをやれております。
今回の記事でもお勧めしておりますが、やはりスクールは転職する面でも手に職をつけるという意味でもすごくいいものです。
気になる方は、無料カウンセリング・相談などしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
ここまで、プログラミング独学で転職はできるのかということに関して話してきました。
結論としては、独学で転職するのは可能だが相当な時間と労力・精神力がいるため基本的にはプログラミングスクールを利用することが最短で最大の効果を発揮してくれます。
なんといってもやはり即戦力になれることは、大きなメリットでもありますので一度検討することをお勧めします。
自分の状況・立場などをしっかり把握しより良い選択ができるときっと収入面も上がることを期待できるでしょう。