未経験だけど、これからの時代の流れを見ていった時にIT業界に転職しようか迷っているんだけど今さらオワコンなのかな?
近年、AIの発達により「IT業界への転職はどうなんだろう?」と転職しようか迷っている方もいることでしょう。
理由としては、「AIに仕事を取られるのでは?」と考えていることだったり、「スキル・経験がない」「オワコンなのでは?」と色んな側面から考えてしまいますよね。
しかし、結論としては「今からでも転職するのは遅くない。むしろかなりチャンス」です。
確かに、AIの発達がすごい進んでいるのは間違いないし、プログラミングなどはAIが得意とするところですね。
それでも人間がやらなくてはいけない部分もたくさんあります。
本記事では、「なぜ、今からでも転職は遅くないのか」という部分について実際にIT業界で働いている僕目線で深掘りしていきます。
IT業界への転職を迷っている方は、今後の転職活動の参考にしてください。
今からでも転職が遅くない理由:IT業界ならではのスキルが身に付く。
IT業界以外の業界でもそれぞれ様々なスキルが身に付いていきますよね。
それと同じようにIT業界ならではのスキルというものがあります。
◾️プログラミング
例えば、「プログラミング」は代表的ですね。
プログラミングは、IT業界に入るとまず学習するべきスキルになってます。
そのスキルがあることで、システム開発やアプリケーション開発などができるということが大きいです。
また、プログラミングをするには「言語」が必要になってきます。
・HTML&CSS
・C言語
・Java
・Python
・C#
・JavaScript
などなど、他にもたくさんの言語が存在しています。
それぞれの言語でできることが違っていたり特徴があり、それをもって世の中にある様々なシステムやサービスが動いており、僕たちの生活を豊かにしてくれています。
IT業界では基本中の基本のスキルです。
◾️問題解決能力
そして、他のスキルとしては「問題解決能力」のスキルですね。
正直、これが最も大事です。
基本的にクライアントがいて「こういうシステムが欲しい」であったり「今困っていることはこれでさ」みたいなことを解決するためにシステムを開発したり、アプリケーションを開発したりしています。
しかし、全部困ったことなどを話してくれるクライアントだったらいいのですが、ざっくりとしか話してくれないことも多くあります。なんならそっちの方が多いです。
そうなってくると、発言した言葉の後ろに隠されている本当の気持ちを読み解かなくてはなりません。
そこで力を発揮してくれるのが、「問題解決能力」です。
例えば、「本当は人件費は削減したくないけど(少ないと不安・少しのトラブルで回らなくなるのが怖い)予算かけていいサービスは作りたい。」という本音だけど、実際には人件費を削減して残業もなく効率を良くしてサービスを作る方が本来はいいですよね。
いかにそれを汲み取り、どこの段階で折り合いをつけるかということができるようになるかが鍵となります。
そこではきちんと聴くということも大事ですし、想像力も大事になってきます。
「なぜあの人はあんな言い方をしたのだろう」とか「自分だったらこういう言い方をするな」とか考えてみることです。
特に「自分だったら・・・」というのは想像力を働かせて相手の立場やその人の周りの環境などにもしっかり目を向けなくてはなりません。
そうすることでおのずと相手が気づいて欲しいことにも気付けたりすることもできるようになってきます。
それが本当の意味での「相手のことを理解した」または「相手のことを理解しようとする姿勢」につながってくるのです。
また、他にも実際に起きている問題も多く気づいた時にはプロジェクトがぐちゃぐちゃになってしまっていた。ということもあります。
そこからどう打開していくかということを考えることも「問題解決能力」になってきます。
IT業界では、日常茶飯事としてこういう場面が出てきます。
正直、このスキルが身に付くだけでも、人生にとってプラスです。
◾️ロジカル・シンキング
あとは、「ロジカル・シンキング」です。
こちらもIT業界に限らず、日常生活の中でもすごく役に立つスキルになっています。
「論理的思考」や「論理的な考え方」などを意味し、直感的・感覚的に物事を捉えずに道筋を立てて矛盾がないように論理的に考え結論を出していきます。
特にプログラミングなどをしているときに、上司から「なんでこうプログラミングをしたの?」とか「ここなんで問題になってるかわかる?」など聞かれることがたくさんあります。
そんな時に、「〜だと思っています。なぜならば〜」というようにまずは主張を行い、それから根拠を話すということが一番シンプルなロジカル・シンキングを使った答え方になります。
大事なのは、なぜこうなったのか・なぜこのように行動したのかということを自分の中でも明白にしておくことです。
やはり、相手は自分の行動や言動に根拠があってやっていることがわかると安心するものなんですね。
しかし、この「ロジカル・シンキング」にはデメリットもあります。
「ロジカル・シンキング」はいわゆる正論を相手にぶつけることも多くあり、これが人間関係を破壊してしまうこともあるというのがデメリットです。
たまには正論でも「そうだよなぁ」って理解できますけど、正論ばっかり言ってこられたら正直相手のこと嫌いになりませんか?
人には「グレーゾーン」なるものが多く存在しますよね。
曖昧にしておきたい部分もあったり、つっこまれたくないこともあったりするものです。
根拠を示しておかなければならない場面では示し、そうじゃない場面は感覚的・直感的に話せたりすると信頼度がものすごく高くなるので、そういったメリハリをつけるようにしていくのがいいでしょう。
このようにIT業界だからこそ日々の業務で身に付くスキルがあります。
そして業界にとらわれず自分の生活にも反映できるものもたくさんあり、意識するだけでも大きく違ってくるので覚えておきましょう。
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今からでも転職が遅くない理由:身につけたスキルは自分の生活を助けてくれることもある。
この先転職したとしてなんらかの理由で退職してしまったとしても一度身につけたスキルは自分の生活を助けてくれることがあります。
それは、次の転職先がスムーズに決まったり、入社する際に収入が良くなったり副業ができるようになったりと様々なことが起きてきます。
それは、想像以上の大きな変化となり得ます。
IT業界で学んだことは、他の世界でも応用できることも多いです。もちろん上で紹介したプログラミングスキルなどは自分で開発もできるようになるため、副業としての案件をこなすこともできるでしょう。
その他にも納期という概念を知ることができたり、どういうクライアントがいるのかということやクライアントが悩んでいることは他にも悩んでいる人がいるということを知れたり
聞いただけでも大きな進歩になることは間違いないと思いませんか?
特にロジカル・シンキングについては知っている人もいるかと思いますが、実際にうまく使えている人は少ない印象です。
学校などでは学ぶことはできないですからね。
そして、たとえばあなたが起業して何かやりたいと思った時、「ロジカル・シンキング」「問題解決能力」はすごく役に立ちます。
ビジネスは、困りごと・悩みを解決するためにサービスなどを提供することが本質で、それに対しての報酬がお金となります。
そういったことも仕事の中で身につけていけるのはいいですよね。
今のご時世、本職の収入だけでは不安になることも多く副業などで収入の柱を増やしていくことも大事です。
そうした時に、自分自身にスキルがあれば短い期間で対価をもらうこともできます。
僕自身もここ数年で感じていることは、やはり「お金」はすごく大事なものだということです。
日本では、どこか「お金を稼ぐ」ことに関してあまりガツガツするのは良くないという風潮があります。
確かに、会うたび「お金お金」と言っている人はあまり印象は良くないです。
しかし「お金」と向き合うことはいいことだと感じます。
生活するにも、何か楽しむにも、やりたいことを叶えるのにも「お金」は必要になってきます。
「お金」があるから「自由」が手に入ることも少なくないですね。
そういったことも含めて、スキルを身につけておくことは損ではないし生活も豊かになり人生が楽しくなってくることで活き活きしてくるでしょう。
今からでも転職が遅くない理由:AIを知りAIを使いこなせる人になる。
AIはIT業界に関わらず多くの業界で使用されているし、これから先僕たちの生活の一部としても大きな発展をしていくものです。
しかしながら、やはりIT業界は他の業界よりも身近なものとして存在していくことは間違いないでしょう。
現在でもプログラミングをしてくれたり、定義書・サイト設計に至るまでできるようになっています。
他にも開発自体は自分たちが行い、テストを自動化するというものやその逆で開発はAIが行いテストや最終確認は僕たち人間が行うという仕組みが着実に出来上がってきています。
そういった事も踏まえて、今のうちからAIに触れることや学習をしておくことがこれから必要になってきます。
また、よく世間で話題になる「AIから仕事を奪われる問題」は良く聞きませんか?
僕の個人的な意見としては、確かに奪われてしまう人たちも出てくると思っています。
しかし、それは今の仕事や作業を単純にいつも通りこれからもやってしまう方に限ってきて、AIを知りうまく共存できる人たちはこれからも仕事ができていくと考えています。
少なからずAIは敵ではないです。
今までは人に頼んで、お金を払ってやってもらっていたところをAIに頼めばお金は最低限・もしくはかからずに済みます。
そして今労働時間など「働き方改革」によって残業に関しても厳しいですよね。
AIなら24時間働いてくれます。しかも超優秀。
もちろん物事によっては、人に頼んだほうがいいこともたくさんあります。
たとえば、伝統芸能や演劇などそこにしかない感動や温度感などが表現できるものはAIには苦手な分野です。
あとは、音楽もですが音楽は今生成AIがあり話題になってましたね。
しかし音楽の中でもセッション・ライブなどで出てくるグルーブ(いわゆるノリというやつ)はそこの場所でしか生まれなかったりするものです。
つまり、その場所にしかない・その人にしか出せないといった「価値」を生み出さなくてはなりません。
そしてそれは人間のやるべきことです。
先ほどまではどちらかというとエンタメの分野のことを話しましたが、これは他の仕事においても同じこと。
きっとこの先AIの発達はどんどん進んでいきます。
それを拒むことはできないでしょう。
だからこそ、AIを味方にして自分のできることの幅をより広げていかなくてはなりません。
そのためにはまずは「知る」こと。
何が得意で、何が苦手なのか。
そして、自分には何ができそうなのかということを明確化していくこと。
明確化していくならば、やはり仕事でも身近にある業界を選ぶことをお勧めしています。
まとめ
今回は「IT業界に転職しようか迷っている」という方に向けて今からでも遅く無いという理由などを解説してきました。
結論としては、遅くないしやれることはまだまだたくさんあります。
たとえ、今は転職じゃないなと思っていてもやはり学習は必要になってきます。
この先どこかで役に立つことが必ずあるからです。
もちろんどこの業界もそうですが、厳しい部分はあります。
入社したらブラックだった。とかいまだに起こっているので。
僕自身もIT業界に入ってもう7年目とかになりますが、紆余曲折色々ありました。笑
死ぬほど怒られたり、「使えねぇなぁ」とか言われたりしながら。泣
自分でも「よくやってんなぁ」と思ったことは数え切れません。
そんな僕ができているので、あなたでもできます!
これからのいい転職活動をお祈りしております。
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